耕さない、という選択
A choice of No-till farming practices in Australia
オーストラリアの不耕起農法
本日は、オーストラリアの不耕起農法に携わる様子をご紹介します。同国の小麦は、例年5~7月頃に播種されますが、播種の準備は既に始まっています。
上の写真は、2月下旬、サウスオーストラリア州南部の耕起されていないほ場で、肥料散布機の試運転を行う様子です。
また、下の写真は、3月初めのビクトリア州南西部での不耕起農法の野外研修において、生産者らが真剣に小麦の切り株の状態を調べている様子です。
オーストラリア政府の調査によれば、生産者が不耕起農法を行う理由には、播種時の燃料代や人件費の削減、土壌保全や土壌水分の確保等が挙げられるとのことです。
◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」へ
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