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仙台特産甘さ抜群の「曲がりネギ」

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magarinegi_pic02.jpg  曲がりねぎ

 

仙台曲がりねぎ1-2

取材協力:仙台市中央卸売市場トップ仲卸、松印 松浦青果㈱

 

仙台の伝統野菜として市民の鍋には欠かす事のできないのが曲がりネギです。

曲がりネギの発祥は明治時代の岩切の余目地区に遡るといわれます。岩切は七北田川の流域に位置していることから、土質は砂壌土。

野菜の作付に適しており、古くから仙台地域を代表する野菜の供給地域として有名でした。

しかし、この地域は地下水が地上近くにあるため、水はけが悪く土の湿度が高い特徴があり、一般的な「一本立ちねぎ」の生産には適していませんでした。

このような土壌環境を克服したのが「やとい」という栽培技術です。明治の末、余目地区に住む永野一さんによって考案された「やとい」は、ある程度育ったねぎを一度抜き取り、30度の傾斜を付けた土の上に寝かせ土をかけるという栽培方法です。

数か月すると土を被った部分は白くなり、寝ていたネギは自分の体を太陽に向けて起き上がろうとし、曲がって成長していきます。このときに受けるストレスにより、白い部分が多く、そして太いものになると3センチほどの太さの肉厚なネギに育ちます。

仙台市内近郊が主な生産地で、仙台市中央卸売市場には8月下旬から翌年5月中旬まで入荷があります。

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曲がりネギは通常の長ネギと比べ、倍以上の手間暇がかかる事で甘さが増すといわれてます。

近年、官民一体の取り組みとして、仙台白菜と並び仙台伝統野菜として広く販路拡大に努めておりますが、首都圏のバイヤーからは曲がったネギですので規格外の長ネギと間違われる事もあります。

今シーズンは今の時期になりますとハウス物が出回り、朝晩の寒暖の差によって、より甘さが増して食味も柔らかくやはり鍋需要がメインです。

比較的、仙は雪が少ない事もあり天候にも恵まれております。

今年に入り順調な入荷と手ごろな相場で推移し今後も安定した作柄を見込んでおります。

入荷状況は今年に入り日々,両荷受け合わせて600~800ケースが入荷してます。

そのほとんどが市内各量販店へ納品されてます。相場はだいたい1束120円前後で取引されてます。

 

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