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今日は箸の日

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【今日は箸の日】

 

箸の日

 
これは「8」「4」の語呂合わせにちなんだものです。

箸が日本で使われ始めたのは、弥生時代から飛鳥時代とされ、元々は食事をするための道具ではなく、神器だったといわれています。

では、なぜ「ハシ」という名前になったのでしょうか。

一説によると、大和言葉(日本古来の固有の言葉)で、“物の両端”を意味する「ハ」と、“物をつなぎ止める”を意味する「シ」の二つの言葉を組み合わせたとされています。

他にも、人と食べものを結ぶ「橋」や、神様や人の生命が宿る「柱」、端と端を向き合わせる「端」からなど様々な説があるようです。

ちなみに、箸は日本だけでなく、中国、韓国、タイ、ベトナムなどアジアの多くの国で使われています。そしてどの国でも正しい持ち方は同じなのだそうです。長い歴史の中で導き出された食べやすく美しい持ち方をご紹介します。

持つ場所は、箸先から3分の2の部分。上の箸は鉛筆の要領で持ち、下の箸は中指と薬指の間に入れて固定します。物をつまむときは、中指と人差し指と親指で上の箸だけを動かし、下の箸は動かしません。箸先を開いたり、すぼめたりすれば、どんな大きさの物でも自在につまめます。(写真右)

さて、箸と言えば、名脇役の箸置き。いつから存在したのでしょう。

左の写真は、耳皿といい、平安時代の遺跡から出土したものです。本来は、土器の両端が内側に折り曲がっていて、その姿が耳のような形をしていることからこの名が付けられました。

神様への御膳(神饌)や、身分の高い人の食卓で使われ、これが起源の1つとも言われています。お気に入りの箸置きで食卓を飾って、おもてなしはいかがでしょうか。

写真提供:山梨県埋蔵文化財センター(左)、日本箸文化協会(右)

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