いやはや、輸入している方が例外的

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米国からの生ジャガイモの輸入 トピックス

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主要国は生ジャガイモの輸入は禁止している

米国からの生ジャガイモの輸入

INYAKU Tomoya 印鑰 智哉さんから


米国からの生ジャガイモの輸入規制撤廃を前倒しで日本政府は実現しようとしていると報道されている。

WTOのルールで、科学的根拠のない輸入規制は不当とされるから、輸入せざるをえないかのような言説まで流れてくるが、もし、そうであったら、他の国はどうしているのか、調べてみた

❖ EU:原則として、米国を含む非EU諸国からの生ジャガイモ(食用および種芋)の輸入を全面的に禁止

❖ オーストラリア・ニュージーランド:世界でも特に検疫が厳しく、米国からの生ジャガイモの輸入を禁止。フライドポテトなどの加熱・加工済み製品のみ輸入を許可

❖ 中国:生ジャガイモの輸入は禁止。ワシントン州やアイダホ州など特定の州で生産された「ポテトチップス加工用」のジャガイモのみに限定
❖ 台湾:条件付きで輸入を認めているが、検疫基準は極めて厳格。2026年4月にも米国産加工用ジャガイモに対する国境検査を強化

❖ 韓国:輸入は許可されているが、特定の害虫が発生していないと認定された米国の一部地域からの輸入に限定し、厳格な検査証明を求めている

❖ メキシコ・カナダ:メキシコは植物検疫上の理由から、25年間にわたり米国産生ジャガイモの輸入を「国境から26km以内」の地域に限定しており、2022年に全土解禁された後も厳格な作業計画に基づく輸入が義務付け。カナダも、特定の線虫が確認されたアイダホ州やニューヨーク州の一部地域からの輸入を制限、または厳重な洗浄処理を条件

 いやはや、輸入している方が例外的で、その例外輸入国でも問題が発生しているケースがあるから、やはり輸入禁止には十分な根拠がある。WTOのSPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)は、不当な貿易障壁を禁じている一方で、科学的根拠に基づき、自国の農業や環境を守るために必要な検疫措置(輸入禁止を含む)をとる権利を明確に保障しているので、こうした禁止は十分可能なはずだ

 もしWTOのルールゆえに日本は米国から生ジャガイモを輸入しなければならない、という人はなぜ、日本だけが解禁しなければならないのかを説明すべきだろう。ここは譲ってはいけない

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