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8月豪雨の影響続く


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青森合同青果

 

 

 


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8月豪雨の影響続く


 

 

 

青森市中央卸売市場9月の販売統計がまとまる

 

 

 

 

 

 

青森市中央卸売市場9月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜の平均卸売価格の対平年指数は前月より8ポイントアップし116%の「やや高い」状態に。

8月の大雨被害からの回復が遅れた多くの野菜が品薄高となり、14品目中7品目がランクアップしました。

9月は毎週末に台風が襲来し各地で被害が発生。

特別警報とともに鹿児島市に上陸した14号は露地野菜の圃場に塩害を、15号は静岡県を中心に記録的大雨をもたらしました。

また、台風による記録的な暑さで全国的に厳しい残暑となりました。

コロナ感染拡大第7波も収束し、水際対策の緩和や感染者全数把握の簡素化などアフターコロナに向けての動きが加速。

外食や業務需要も着実に回復しています。

今月からは全国旅行支援もスタートし、落ち込んでいた宿泊飲食の巻き返しが期待されます。

消費者物価指数は30年ぶりの高水準となり物価上昇は止まりません。

現在の野菜の相場高は天候不順による需給不均衡が主な原因であり、生産コスト増大が反映されたものではありません。

豊作が見込まれる秋冬野菜の価格形成には産地や市場関係者が一体となった情報発信が必要です。

北日本が主産地の大根、人参、馬鈴薯、玉ねぎは、大雨による生育不良が長期化し高値安定。

一方、生育順調な長野県や群馬県を主産地とする結球野菜は前月に引き続き潤沢な出回りで安値が続きました。


-は該当なし、△▼は前月からのランクの移動を示します。
・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 -
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 にんじん△、さといも
 だいこん△、たまねぎ
 馬鈴薯△
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 レタス△、トマト
・平年並み
(90%以上111%未満)
 ねぎ、はくさい△
 ほうれんそう、なす 
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 キャベツ△、きゅうり△
 ピーマン▼
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 -
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 -
・平年より極めて安い
(50%未満)
 -


7月下旬から2か月以上にわたって平年を下回る安値が続いているキャベツ。主産地の群馬県産や後続産地の茨城県産の生育が良好なため、10月も平年を上回る潤沢な出回りとなりそうです。農林水産省が9月30日に公表した「10月の野菜の生育状況及び価格見通し」でも「お買い得の見込み」となっています。どんどん召し上がってくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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