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盤上のお茶

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盤上のお茶

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近年、人工知能(AI)がプロ棋士に匹敵するほど強くなっていることで注目を集める囲碁。本日は、その碁石にそっくりな「碁石茶」をご紹介。

碁石茶は、高知県大豊町特産の発酵茶で、作る過程で天日干しする際、むしろなどの上に敷き詰めた茶葉が碁盤に並べた碁石のように見えるため(写真下)、この名が付けられました。

発酵茶というと、発酵を十分に行う紅茶、ある程度のところで発酵を止めるウーロン茶、麹菌によって発酵させるプーアル茶が有名ですが、碁石茶の作り方はプーアル茶に近いと言われています。

瀬戸内海沿岸では昔から茶がゆにも使われ、「碁石茶を使った茶がゆは胃腸に良い」と言われていたとのこと。

それが近年の健康志向の高まりにより注目されるようになりました。

微生物による発酵を2度行っているということでかなり酸味があるのかなと思っていましたが、実際にホットで飲んでみると、酸味が少し強い紅茶やウーロン茶のようで、すっきりとした味でした。これからの時期、冷やして飲んでも独特の風味を楽しめます。

写真提供:大豊町碁石茶協同組合(写真下)

 

 

 

 

 

 

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