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種の力を信じる 自然に任せる

水の問題 ② 雨が降らなかった約2ヶ月、それでも水を与えなかった夏前回は、石井ピュアファームでは畑に水遣りをしない理由についてお話ししました。
今回は、この夏、実際に畑で何が起きたのかを書いてみます。
国東の畑では、7月中旬から9月中旬まで、まとまった雨がほとんど降りませんでした。
8月の1ヶ月は降水量0.0mmを記録しました。毎日、強い日差しが照りつける。土は乾き、作物の成長が止まり、葉が枯れる株も出てきました。
実が付かないものもあります。雑草さえ、ほとんど伸びませんでした。
土は乾ききり、機械を入れれば砂ぼこりが舞い、土が崩れてしまう。畑に手を入れることさえ難しい夏でした。
そんな中でも、畑に水は撒きませんでした。■種の力を信じる 自然に任せる
私が基本にしているのは、自然に任せるということです。人間は少しだけお手伝いをするだけです。
雨が降れば、その雨を受けて育つ。雨が降らなければ、その環境の中で育つ。人間が水を与え、肥料を施し、いつも作物にとってよい条件を整えるのではなく、種の力を信じて余計なものは入れずに育てたいと思っています。
もちろん、炎天下で水を与え続けることは、農家にとって大きな重労働でもあります。毎日、暑さの中で水を撒き続けるのは、現実には簡単なことではありません。
それに、これほど気温が高いとき、作物にどのように水を与えるのがよいのか、考えることもあります。水を与えることで助かる作物もあるでしょう。一方で、高温時の水温や与えるタイミングによって、作物に負担をかけることはないのか。
また、前回もお話ししたように、農業用水や水道水に含まれる塩素についても気になるところです。
水があれば与えればよい、という単純な話ではないと思っています。だからといって、水を与えなければすべてうまくいくわけでもありません。
今年の夏も、枯れてしまった作物がありました。■それでも、生き残ったものがある
大豆や黒豆は、ほとんど枯れてしまい、収穫できませんでした。
けれど、ほかの作物はすべてが枯れたわけではありません。



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