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地方卸売市場は宝の山に囲まれているのに・・・

地方卸売市場は宝の山に囲まれているのに・・・

 

 

BxPLA2JCAAAZBG7.jpg large 築地のセリ (大)

 

 

青果の中央卸売市場は現在、37都市に49市場があり、卸売業者は72業者。仲卸は1,391業者。

一方、規模は零細で少なくなりましたが地方卸売市場は1,092市場があります。仲卸は2,696業者です。

問題はこの地方卸売市場です。

いま地方再生が叫ばれているなかで、インフラを持った地方卸売市場の存在が核となり動き出せば地方は活性化するのです。

足元には地方の伝統野菜(宝物)に囲まれているのです。

ぼけっとして酒ばかり呑んでいては、すぐに老いてしまいます。

高知県の赤岡青果市場は、もう亡くなりましたが水田幸子社長が社員に早朝の自社集荷(半径60キロ圏)を励行させました。

あの高知県園芸連という農協組織力の最も強いところで、そうした地道な集荷作業をさせて、高知市中央卸売市場の卸売業者よりも大きな取扱高を誇る市場となりました。

こうした事例からして地方卸売市場の生き残る術はあるのです。

ただほとんどの地方卸売市場が、そうした地道な努力をせずに。

大きな市場を真似ているから成功しないのです。

赤岡青果市場の動画をアップしておきますので参考にしてください。

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