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痩せるためには日頃から野菜消費が大切

 

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原三郎さんのプロフィール

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NPO法人 日本マルベリークラブ

代表理事 President · 2004年6月から現在

桑・カイコ・絹の新しい機能の解明とその利用方法の研究、それらの効果の普及活動

Studies, development and promotion of new functions and utilization of mulberry,silk-worm and cocoon.

 

痩せるためには日頃から野菜消費が大切

 

 

アッカーマンシア・ムシニフィラ菌

 

アッカーマンシア・ムシニフィラという腸内細菌がいないと痩せようとしても痩せられないよって記事を書いたら、アッカーマンシア・ムシニフィラは痩せるだけじゃないよって、熊本市在住のFB友達、歯科医の荒瀬陽一先生からご指摘をうけました。

たしかに、アッカーマンシア・ムシニフィラには、他の腸内細菌のエネルギー源となるようなさまざまな物質を生産するので、それを食べて有益性の高い細菌が増加する可能性があり、血糖値や血中インスリン値、脂質値を下げ、肥満や糖尿病、心疾患などの予防にも効果的であることが示されています。

したがって、この腸内細菌は、糖尿病をはじめとする代謝性疾患の新しい治療ツールになりうる可能性があります。

また、他の腸内細菌のエネルギー源となりうるさまざまな物質を生産することができますので、アッカーマンシア・ムシニフィラ以外の有益性が高い細菌の増加をもたらす可能性もあります。

生きたまま乳酸菌を大腸に届けることは可能です。胃や小腸では溶けないが、大腸で初めて溶けるカプセルを使えば良いわけです。

こんなカプセルにアッカーマンシア・ムシニフィラ菌をいっぱい詰めて、それを飲めば大腸の中はアッカーマンシア・ムシニフィラでいっぱいということになりそうなので、そんなカプセルを開発してくれないかななんてムシの良いことを考える人もおられるのではないでしょうか。

ところが、日頃から野菜をたくさん食べて、大量の食物繊維を大腸に送り届けているような食生活をしている場合には、アッカーマンシア・ムシニフィラ菌の増殖も良好だけれども、あまり野菜を食べていない場合、大慌てで野菜を一月や二月ぐらい野菜中心の食生活をしたぐらいでは、いくらアッカーマンシア・ムシニフィラを送り届けても大腸に居つくことはできません。

いつも言っていますように、桑茶と野菜を食べておなかの調子を整えていればアッカーマンシア・ムシニフィラも喜んで定着してくれるでしょう。

日ごろから野菜を食べないし桑茶も飲まない生活をしていたら、おなかの調子を整えることができませんので、せっかくのアッカーマンシア・ムシニフィラ菌の定着はなく、肥満への道をまっしぐらにひた走ることになります。

慌てて野菜を食べ始めても、1ヵ月や2ヵ月続けても効き目はでませんよ。生きている限り続けないとお腹は本物にはなりませんよ。

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市場はこのところの野菜相場の高値に助けられて、数字の上では元気を取り戻していますが、通常は青菜に塩状態です。

しかし、この原先生の原稿を読むと野菜消費がいかに大切かということが分かります。

そこで野菜生産者、市場や流通業者はこの記事を熟読玩味して野菜の販促に役立ててほしいものだ。

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