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自粛疲れから自粛慣れへ

 

 

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自粛疲れから自粛慣れへ

 

 

 

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野菜の生育は進み、露地の大型野菜を中心に入荷は順調(4月の販売統計)

 

 

 


青森市中央卸売市場の4月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年平均)指数は前月より3ポイントダウンし91%に。

かろうじて平年並でした。


記録的な気温の高さとなった4月。

桜前線はあっという間に列島を駆け上がりました。

青森市でも観測史上最も早い13日に開花しました。


野菜の生育は進み、露地の大型野菜を中心に入荷は順調でした。

再び感染者数が増加に転じ、4/5以降段階的にまん延防止等重点措置が10都府県に適用されました。


しかし、その後も増加傾向に歯止めがかからず、ついに4/25に東京都と京阪神に3度目の緊急事態宣言が発出。

大型商業施設や遊興施設は休業、飲食店では時短営業に加え酒類の提供も停止に。


またしても業務需要には大ブレーキがかかりました。


消費者の自粛慣れにより昨年のような巣ごもり特需もなく、野菜の取引は盛り上がりに欠けました。


ばれいしょとねぎを除き相場は平年並みか平年を大きく下回りました。

5月は上旬までは気温が低いものの、中旬以降は再び高温傾向との予報が出ています。


現在、野菜の生育は良好で順調な入荷が見込まれます。


農林水産省では、前月に引き続きはくさい、キャベツ、レタスが安値水準と予想しています。


高齢者へのワクチン接種が始まり、先行して接種が進む欧米のように個人消費の回復が期待されます。


-は該当なし、△▼は前月からのランクの移動を示します。
・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 ばれいしょ
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 ねぎ
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 -
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 -
・平年並み
(90%以上111%未満)
 きゅうり、ピーマン、なす
 にんじん、トマト、さといも▼
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 ほうれんそう、玉ねぎ
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 レタス、だいこん▼
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 キャベツ
・平年より極めて安い
(50%未満)
 はくさい
北海道産の不作の影響で品薄高が続くばれいしょ。九州産が始まったものの、絶対量不足の解消にはまだ時間がかかりそうです。
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感染症予防の基本は「手洗い」「十分な睡眠」そして「バランスの取れた食事」。ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれる野菜や果物を積極的に食べるようにしましょう。

中央卸売市場では開設者である自治体と事業者が連携し「事業継続計画書」を作成しています。

生鮮食料品の安定供給体制を維持できるよう感染防止と危機管理に努めています。

 

 

 

 

 

 

 

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