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価格低迷続く

 

 

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価格低迷続く

 

 

 

 

 

 

 

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青森市中央卸売市場の7月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年の平均)指数は、前月より7ポイントダウンし81%の「やや安い」に。

今年は全国的に梅雨明けが遅れ、低温寡照の傾向が続きました。

果菜類は生育不良による品薄で堅調な値動きでしたが、豊作基調の大型野菜は潤沢な出回りとなり相場は振るいませんでした。

この時期らしい暑さがなく需要も低調でした。指定野菜合計の平均卸売価格は10カ月連続で平年を下回り、長いトンネルから抜け出せずにいます。


-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。

・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 -

・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -

・平年より高い
(125%以上150%未満)
 -

・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 なす、里芋、ばれいしょ△

・平年並み
(90%以上111%未満)
 ピーマン、ねぎ、きゅうり▼、トマト△、ほうれん草

・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 キャベツ▼、白菜▼

・平年より安い
(67%以上80%未満)
 レタス▼、にんじん▼、玉ねぎ

・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 大根▼

・平年より極めて安い
(50%未満)
 -

相場低迷が著しい大根。

昨年10月から10カ月連続で平年値を下回っています。

産地が変わっても価格が回復しないことから、一昨年の秋冬作で高騰して以降、中国産の輸入が増えたことが原因の一つと思われます。

中国産は小売店の店頭に並ぶことはありませんが、加工業務用として目に見えないところでシェアを拡大しています。

相場を浮揚させるには、家計需要を伸ばすしかありません。

ぜひお店で大根をお買い上げください。

 

 

 

 

 

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