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生育進み相場軟調


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生育進み相場軟調

 

 

 

 

 

 

インフレへの警戒感から消費者マインドが悪化

 

 

 

 

 

 

青森市中央卸売市場5月の販売統計がまとまりました。

指定野菜の平均卸売価格の対平年指数は前月より9ポイントダウンし92%に。天候に恵まれ野菜の生育が進み、潤沢な出回りから相場はじり安です。

猛暑日あり降雪ありと寒暖差は激しかったものの、全般に気温は高く前月に引き続き季節の進みが早かった5月。

月末には九州から東海にかけて広い範囲で梅雨入りし、昨年の遅梅雨とは一転して平年より1週間程度早い入梅となりました。

5/5にWHOが新型コロナ緊急事態宣言を解除。わが国でも5/8に感染法上の5類へ移行し、3年3か月ぶりに行動制限を課す法的根拠がなくなりました。インバウンド需要が回復し、大型連休中の観光地はコロナ禍以前の賑わいを取り戻しました。

一方で物価上昇による実質賃金低下の影響がじわじわ広がっており、個人消費は伸び悩んでいるようです。

青森市中央卸売市場5月の販売統計がまとまりました。

指定野菜の平均卸売価格の対平年指数は前月より9ポイントダウンし92%に。天候に恵まれ野菜の生育が進み、潤沢な出回りから相場はじり安です。

旺盛な業務需要にけん引され、大型連休前は全般に野菜の引き合い強く相場は上伸しましたが、連休明けには高値への反動と潤沢な出回りにより続落。

天候の影響を受けやすいだいこん、キャベツなどの露地の大型野菜は大きく値を下げました。

インフレへの警戒感から消費者マインドが悪化していることもあり、荷動きが鈍い状態が続いています。

指定野菜全体の平均卸売価格の平年比は、上旬112%→中旬98%→下旬76%と月が進むにつれて下げています。

-は該当なし、△▼は前月からのランクの移動を示します。
・平年より極めて高い
 -
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 白菜△、里芋▼、にんじん△、トマト△
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 ピーマン▼、ほうれん草△
・平年並み
(90%以上111%未満)
 なす、ねぎ、レタス▼、馬鈴薯△、きゅうり▼
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 キャベツ▼、だいこん▼
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 玉ねぎ▼
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 -
・平年より極めて安い
(50%未満)
 -

昨年は主産地の北海道産の大不作で平年の2倍を超える記録的高値だった玉ねぎ。

今年は作柄よく平年の2割安と安値基調になっています。早くも関東産が始まり今後も順調な入荷が続きそうです。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

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