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北半球の冬小麦の播種はほぼ終了

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海外食料需給インフォメーション
(Global Food Supply & Demand Information)
-農林水産省政策課食料安全保障室ー

 

 

 

 

 

 

北半球の冬小麦の播種はほぼ終了
Almost finished winter wheat planting in the northern hemisphere.

 

 

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北半球の冬小麦の播種1-3

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本日の写真は、播種時期の冬小麦畑の様子です。

冬小麦は、主に冬季が寒くても凍害が発生しにくい中緯度の産地で栽培され、播種は秋、収穫は翌年夏頃に行われます。

国際穀物理事会(IGC)の穀物レポートによれば、 2018/19年度の冬小麦の面積は、世界全体では前年度をやや下回る見込みです。

乾燥が続いていたロシア(写真①)やウクライナ(写真②)では、播種作業が10月末にほぼ終了しました。依然として収益が見込めるため、播種面積は引き続き高止まるか、やや拡大する見込みです。

一方、カナダ(写真③)では、低価格で輸出機会が限られるため播種面積は平年を下回り、米国(写真④)でも、あまり収益が見込めないため、小麦全体の播種面積は史上最低に落ち込む見通しです。

 

◎需給に関する情報は、農林水産省ホームページ「食料需給インフォメーション」

 

 

 

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