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雨でアルゼンチン小麦の播種開始が遅延

eaa03db9cf8c6185eaeca13c28569780海外食料需給インフォメーション

 -農林水産省政策課食料安全保障室ー

【雨でアルゼンチン小麦の播種開始が遅延】
Wheat planting started slowly in Argentina due to rain.

アルゼンチンの小麦

 

アルゼンチン小麦は、例年5~7月に播種され、11月~翌年1月頃に収穫されます。

今年は4月下旬の大雨で小麦の前作の大豆の収穫が遅れ、特に主産地のブエノスアイレス州の南部や南東部では、小麦の播種作業の開始が遅れています。写真のブエノスアイレス州の小麦畑でも、例年より2~3週間播種が遅れましたが、無事発芽しました。

ブエノスアイレス穀物取引所週報によれば、7月28日時点の播種進捗率は88.2%と、前年同期を9.7ポイント下回っています。

なお、播種面積は、昨年末の輸出規制緩和に伴う収益性の改善を受けて、前年度を19.4%上回る4.3百万ヘクタールとなる見込みです。

◎7月のアルゼンチンの小麦の需給に関する情報は、「海外食料需給レポート(Monthly Report:7月)」

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