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地名のついた鍋料理

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地名のついた鍋料理

 

 

 

 

 

 

N-18-10-18-1745

 

 

 

一雨一度で気温が下がり、温かいものを好んで食べたくなる季節になりました。

その代表的なものといえば鍋料理ですが、今日は「石狩鍋」を紹介します。

秋田の「きりたんぽ鍋」や山梨の「ほうとう鍋」など、全国には有名なご当地鍋がありますが、地名がついている鍋料理は「石狩鍋」くらいではないでしょうか。

昔、漁師たちの間で食された賄い料理が、石狩川河口付近で観光客に広まったようです。

主役は鮭で、頭から尻尾まで丸々一匹、中骨などの「あら」まで使います。濃厚な出汁が取れ、豆腐やツキコンニャク、野菜と一緒に味噌で煮込みます。

白菜ではなくキャベツ、玉ねぎが入るのが特徴で、鮭の生臭さや味噌臭さを抑えるために、山椒の粉を振りかけるのが本場の石狩鍋。なお、隠し味は家庭によって様々ですが、一般的なのは酒粕やバターです。

今年、北海道は大きな災害に見舞われました。道産の食材、郷土料理を食べることも応援のひとつ。ご家族や友人とあったかーい鍋で北の大地を感じてみませんか?

 

写真提供:石狩市

 

 

 

 

 

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