【鶏魚】みなさん、タイトルの読み方、わかりますか?
【鶏魚】
みなさん、タイトルの読み方、わかりますか?
答えは「イサキ」です。
「伊佐木」や「伊佐幾」と書く場合が多いですが、背びれが鶏のとさかに似ていることから、「鶏魚」と書かれるようになったとも言われています。
初夏に旬を迎えることから、この時期のイサキは、「梅雨イサキ」、「麦わらイサキ」と呼ばれます。
タイに似た白身ですが、脂ものっていて、刺身で食べると、口の中でとけていくような食感で、是非、一度は味わっていただきたい魚の1つです。
また、イサキには、昔から言い伝えられている言葉が色々あります。
「イサキの生き腐れ」とは、新鮮な状態でも目が白く濁っていることを表しており、「イサキは北向きで食べろ」は、骨が硬く鋭いため、喉に詰まらせると命取りになるから気をつけろ、という意味が込められているそうです。
さらに、その硬い骨から「鍛冶屋殺し」と呼ぶ地域もあるそうです。