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迫力満点!数万羽が一斉に

 

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迫力満点!数万羽が一斉に

 

 

 

 

 

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「真雁(マガン)」という渡り鳥をご存じでしょうか。

この時季、宮城県大崎市の化女沼(けじょぬま)、蕪栗沼(かぶくりぬま)には、最大10万羽のマガンがシベリアから飛来してきています。

日の出の頃に地響きのような音をたてながら一斉に飛び立つ様子や、日没前に四方八方から帰ってくる「ねぐら入り」は、空が数万羽のマガンで埋め尽くされる圧巻の光景です。1月18日(土)にはねぐら入り、25日(土)には飛び立ちのバードウォッチングツアーが開催されます。

これほど多くのマガンが冬を越せるのは、安心してねぐらをとれる化女沼や蕪栗沼のような広大な水辺が残っていることと、その周辺にエサとなる落ち穂や草などを十分に提供できる豊かな水田が維持されているから。

周辺の田んぼでは、マガンたちが水田でねぐらをとれるよう、冬でも水を張る「ふゆみずたんぼ」にも取り組んでいます。

大崎地域は、この自然と共生する農業や、厳しい自然環境下で水田農業を行うために培われた、水の管理のための知恵と工夫等が評価され、平成29年に世界農業遺産・日本農業遺産に認定されています。

平成31年からは、農薬や化学肥料の低減だけではなく、生産者自らが田んぼの生きもの調査へ参加することなども条件としたお米のブランド認証制度が始まりました。

マガンたちがこの地を選ぶのも納得ですね。

 

蕪栗沼マガン見学ツアー(一社)みやぎ大崎観光公社

 

 

 

 

 

 

 

 
 

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