関東で記録的長雨

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9月の販売統計 市場便り
記録的長雨で野菜が高騰

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青森合同青果株式会社

出回り量が極端に少ない状態が続く白菜

9月の販売統計

記録的長雨で野菜が高騰


青森市中央卸売市場9月の販売統計がまとまりました。指定野菜平均卸売価格の対平年指数は、9月上旬の安値が響き、前月より22ポイントダウンの94%に。東日本では長雨と日照不足、西日本では高温旱魃と、列島各地が天候不順に見舞われ、野菜の出荷量や品質が不安定に。
3年続いた高温傾向には終止符が打たれ、青森市の平均気温は平年並みに。上旬の長雨で一気に季節が進み、穏やかな秋の訪れとなりました。朝晩の冷え込みで、野菜の生育は緩慢になり出荷ペースがダウンする品目が目立ちました。
一方、東日本の太平洋側では東京都心で36日間連続して降雨を観測するなど異常な長雨が続き、病害発生や寡照による生育停滞など、今後の秋冬野菜への影響が懸念されます。また、台風25号による圃場浸水や土砂災害も深刻で、この先の出荷量が大きく下振れする可能性があります。
長雨の影響を強く受けた葉茎類や洋菜類は品薄高でしたが、前年高騰した馬鈴薯、玉ねぎ、にんじんは大きく値を下げました。高温旱魃で大不作だった前年から一転し、大玉傾向の豊作になったためです。品目間の騰落の差が激しい1か月でした。
品目別の詳細は以下の通りです。-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。

・平年より極めて高い
(200%以上)
 -
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 -
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 -
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 はくさい▼、キャベツ▼、里芋△、きゅうり▼
・平年並み
(90%以上111%未満)
 ほうれん草、なす、レタス、だいこん▼
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 トマト▼、ピーマン▼、ブロッコリー▼、玉ねぎ▼、馬鈴薯▼
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 ねぎ▼
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 -
・平年より極めて安い
(50%未満)
 にんじん▼

出回り量が極端に少ない状態が続く白菜。
主産地の長野県産は長雨の影響で品質劣化が見られ、絶対量不足から相場は続伸。
9月下旬の平均卸売価格は平年の2倍にまで達しました。
高値疲れから相場は頭打ちで、品質安定とともに徐々に落ち着いてくるでしょう。

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