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ナギさん、「サロン・ドートンヌ2014入選」おめでとう!

 

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岩崎ナギさん、「サロン・ドートンヌ2014入選」おめでとう!

 

1385365_921442054550316_5235693126197154678_n.jpg  ナギさんの絵

「昨日の空・今日の幸・明日への希望」

 

ナギさんは私のソネブロ時代からの友人です。

★「サロン・ドートンヌ」とはマチスが開いた公募展。

1903年からフランスのパリで毎年開催されています。

 

【京都市立芸術大学・受賞情報】

そこでナギさんに、この絵を描かれた動機を熱く語ってもらいました。

 

作品は「昨日の空・今日の幸・明日への希望」です。

今回は撃墜された飛行機から、 その機体に描かれていた女の子が実体化し、 つまり戦争が「昨日の空」となり、今その時代を生きた老婦人が、 幼い女の子と話をしながら、 「今日の幸」を感じて、 この世界から旅立だとうとしていて、この万国旗が翻る平和の象徴となった、 記念碑としての飛行機の広場から、 その女の子が多くの人に見守られながら、 「明日への希望」へと歩き出そうとしている。

・・・そういう作品です。

この時代ほど、 平和が求められている時代もありません。

戦国時代は日本も多くの国に分かれ、 例えば織田信長が出て豊臣秀吉が継ぎ、 徳川家康が戦乱を収めた訳です。


 つまり「内戦の時代」ですね。

その後は明治維新の時に内戦を経験しましたが、 少なくとも現在まで日本国内での内戦はもう、 ありません。

ある意味では我々日本人の意識が上がり、 日本全体を一つの国として理解できた訳です。

地球資源が枯渇する時代、 地球全体を世界中の人が 「一つの国」と理解できるならば、 我々の意識は上がり 「内戦」は行われなくなるでしょう。


そんな事をしているような、 悠長な時間は我々には、 残されていないからです。

しかしそのような平和は、 昨日に行われなかったように、 今日に行われる事もまた難しいでしょう。

ですから明日へと「希望」をつなぎ、 粘り強く取り組んでいくしかないのです。

私は悲しみや絶望を描きません。

なぜならそれは余りにも「当たり前」だからです。


 当たり前の事を描いて何になるでしょうか。

我々は「希望」を持って生き、 希望と共に厳しい困難を 克服していかねばなりません。


それが私が逆説的に「希望」を描く理由なのです。

・・・どうか皆さん我々が目にする、 克服不可能に見える困難に尻込みする事なく、 「希望」と共に世界の歴史を 一段階より良い方向へと 強い決意と共に進めて行きましょう。

この作品は題は、 「昨日の空・今日の幸・明日への希望」でした。

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