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大腸の運営は腸内細菌まかせでいいの?

原 三郎さんからシェア

 

原三郎さんのプロフィール

 

NPO法人 日本マルベリークラブ

代表理事 President · 2004年6月から現在

桑・カイコ・絹の新しい機能の解明とその利用方法の研究、それらの効果の普及活動

10153002_651309161572021_1015777156_n.jpg ミミズ

クラゲは口しかないので、口から水を吸い込んで、その中に含まれる有用なものを吸収して残りを口から放出します。

それに比べて、口と肛門を作って、その間をつないで消化管を作ったミミズの栄養状態は劇的に良くなりました。

まず第1に、口から肛門までの間で有用なものをじっくりと吸収できますね。

第2は劇的なものでした。ミミズは餌を食べる時、土も一緒に食べるものだから、腸の中に大量の土壌細菌が入ってきます。

この細菌が口から入ってきた有機物の分解をするので、ミミズにとって有用なものがものすごく大幅に増えます。

未分解の動植物の断片を食べれば、細菌類が徹底的に分解して吸収しやすい状態にしてくれる訳です。

つまり、ミミズは細菌任せにしておくだけで、栄養素をたっぷりと手に入れることができるのです。

人間はもとより高等動物はミミズの消化管を大腸に採用したんですね。

われわれの大腸は、良いものの吸収はしますが消化酵素を全く出しません。

全部腸内細菌に任せているのです。

われわれは自分の健康や成長などのために必要な栄養素を摂ることに熱心なんですが、内細菌の餌を考えて食事をしている人はおそらく皆無でしょう。

大腸の運営は腸内細菌まかせなんだから、せめて彼らの餌ぐらい供給してやらなければ、しっぺ返しは自分に来るってことに気が付かないといけません。

答えは簡単。

野菜を食べれば解決するんです。

 

原先生のコメント
野菜を食べる理由としてビタミンやミネラルの補給が言われます。その他、食物繊維の整腸作用があげられます。これでは、野菜の果たす役割の最も重要な部分が欠け落ちています。今回はミミズを借りて入口の話をしました。

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