大型共販システムの問題点

 

 

紅芯大根

【紅芯だいこん】

キャベツ、きゅうり、さといも、だいこん、タマネギ。トマト、なす。にんじん、ねぎ、はくさい、ばれいしょ、ピーマンほうれんそう、レタス。

 

さぁ、この14種の野菜は何を意味するのでしょうか?

 

私がかってに取り上げたものではありませんよ。

 

・・・・・

 

これは国が生活上重要な野菜ですよということで、この14品目を「指定野菜」と位置づけています。

 

ところでスーパーマーケットでも 商品カテゴリー別にみると、野菜は売上構成比15%ほどを占めていて、とりわけ生鮮3品のなかでトップシェアです。


こうしたことを背景に国は「卸売市場制度」をつくり食料の安定供給という政策を推進してきました。

 

ところが成熟した社会になり、少子高齢化が時代へシフトしています。残念ながら消費のパイも拡大しません。

 

だからこの指定野菜14品目も慢性的過剰時代を迎えています。

 

もちろん中身を吟味しますと、各品目のなかで凹凸はあります。

 

たとえばだいこんといえばいまや青首だいこんですが、先日もある高名な料理屋さんからの発注で紅芯だいこんがあり、市場はテンヤワンヤの大騒動でした。結局、国内産地は対応できなくて急遽、中国から取り寄せたのです。また少なくなったとはいえお正月を迎えると三浦だいこんが重宝されます。ナマス用の三浦だいこんをまさか中国から輸入するわけにはいきませんね。

 

さて農協の大型共販で一品目だけのてんこ盛りだから、小回りが効きません。しかも需要があるのは皮肉なことに14品目以外のものが多いのです。

 

GMSはどこも長期販売不振です。少量多品目時代に大型共販一辺倒の集荷体制では問題が大きくなっていることも事実です。ここに問題が出てきているのです。

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