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だれがソーシアルメディアを殺すのか?

 

 

 

 

2年前だったかイーンスパイアの横田秀珠さんが津田大介さんとの対談で「だれがソーシアルメディアを殺すのか?」をテーマに話された。私はこの横田さんの発言に釘付けされた。


つまり内容はこういうことだった。


大手マスメディアは規模が小さいときは、読者が「こうした情報は必要だよね!」ということで投げ銭を払ってくれた。新聞だって瓦版時代は「号外だ、号外だ!」といいながら読者に親しみを持たれていたのだ。


ところが発行部数が増え規模が大きくなると、広告も巨大化してきた。そして投げ銭を払ってくれた読者より大手広告のクライアントを優先するようになった。いまや新聞だってクライアントばかり気にして読者のことが見えなくなってしまい衰退してきたわけである。

そして肝心の報道しなくてはならないニュースは流せなくなった。原発問題など広告の最大のお得意先で賭けないのである。3.11でもはっきり見えてきた。マスメディアのすべてとは言わないが、ラジオもテレビも新聞も肝心のことは言えなくなった。だからもはや「社会の木鐸」だと思っている良識ある人はいないだろう。


そこでソーシアルメディアはマスメディアの二の舞を踏んではならないという意味でこうした主張をされたのだと思う。


フェイスブックもソーシアルメディア元年といわれ評価も高騰し始めたころだった。フェイスブックも世界中でアカウント取得者が10億人突破といわれても、先行きに赤信号が点滅しだしている。


そこを乗り切れるかどうかは、投げ銭を払ってくれるような読者をどこまで大切にできるかが問われているのだろう。そうした意味であの横田さんの発言はとても重要なものであった。

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