地方自治体から国に「ゲノム編集」食品の表示を求めるマップ

印鑰 智哉さんから
遺伝子・DNAの世界は奥深く、まだまだ人類はその実態の全体状況すら見渡せていない。
遺伝子(コーディングDNA)が生命の基本であることは違いはないのだろうが、遺伝子がすべてを決定していると考えていた時代はすでに終わっている。
ヒトの遺伝子はDNAの2%にも満たないと言われる。
そして、生命現象をつかさどるのは以前はDNAのゴミ、ジャンクDNAと言われていた98%以上の部分の関与が大きいこともわかってきた。
生命の進化においても、その部分の動きがわからない限り、解明できない。
まだ十分な理解のないところで、遺伝子を欠損させてしまうという行為はあまりに無謀であり、しかも、それを自然と同一であるかのように扱い、表示もさせないという政策は許されるものではない。
にも関わらず、日本政府は2019年10月に安全審査なし、かつ表示なしの「ゲノム編集」食品の流通を認めてしまった。
表示がなければ有機農業の発展も阻害されることが明確なのに。
地方自治体から国に「ゲノム編集」食品の表示を求める意見書が相次いで上がっている。
この動きは重要だ。
より多くの地方自治体でこの意見書があげられるようにOKシードプロジェクトでも情報をアップデートしている。
ぜひご参考に!


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