日本の食はお先真っ暗

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高市政権の農業政策 トピックス

 

日本農業再生

 

 

 

大規模農家は小規模農家よりも脆い

 

 

 

高市政権の農業政策

 

高市政権の農業政策

 

 

 

印鑰 智哉さんから



現在進行する危機に対して、反応のない世論、マスコミが機能を失うと、ここまで恐ろしい事態になる。

軍事費(防衛費)拡大を赤字国債を使ってやるという禁じ手に出た政府をどうしてマスコミは責めないのか。

かつて日本が味わった苦境を繰り返さないために戦後ずっと守られてきたルールが破られているというのに。

その政策のおかしさは特に農業政策では極まっている。

気候危機、生物絶滅危機の進行で農業生産が困難に直面しつつあり、長年のノー政(農政)のツケで農家が激減しているという二重のリスクに対して、政府が新たに打ち出した政策は、フードテック、植物工場、節水型乾田直播による大規模経営の推進…。

これでは日本の食はお先真っ暗だ。

まずフードテックは企業の儲けになっても、人びとの食料保障にはまったく期待できない。

つぎ込まれた多くの公金が泡と消える確率は非常に高い。

植物工場もしかり。

そして節水型乾田直播もまた、企業の儲けにはなるけれども、多くの小規模農家は離農に追い込まれ、しかも、食料生産は気候変動の直撃を受けて、不安定化し、農地の生産能力も落ちていくことは必至だろう。

そして遺伝子操作のイネが出てくることはほぼ確実だろう。

この農業にはまったく持続性は期待できない。

節水型乾田直播であれば広大な面積を1つの農業経営体が手掛けられるという。

だから農民は少なくてもいい、として、切り捨てる政策が進行するだろう。

でも、巨大経営体は資金繰りに困れば生産が止まる。

大規模農家はむしろ小規模農家よりも脆い。

大規模化させておいて、その大規模農場の生産が止まったら、食料はどうなる?

2008年、2009年に世界で起きた食料危機でも大規模農場は役に立たなかった。

危機に耐えうるのは小規模農家なのだ。

だからこそ、国連は2014年を小規模家族農家を守る家族農業の年に定め、現在も家族農業の10年でその強化を図っている。

でも日本政府がやっていることはその正反対のことばかり。

農家を規模に関わらず守ることは最低限の政策なのに、それが今の政府にはないのだ。

お米券に配る分の予算を農家を守ることに振り向ければ、大きく変わるのに、それもしない。

お米券3000円もらっても消費者の問題も解決しない。

メディアは節水型乾田直播の絶賛を辞めない。

農薬企業や農機具メーカーにとってはまたとないビジネスチャンスになるので、そうなるのだろう。

企業の広報になってしまったメディアは問題点を一切報道しない。

そして、人びとも問題点を知ることなく、米価が下がるとして歓迎する?

今、問題点に気が付いて、行動開始しなければ今後の日本は本当に飢餓列島になりかねない。

まず何が問題かを知ることから始めよう(画像のコメントもぜひ読んでください)。

ぜひ、明日の学習会にご参加を!

OKシードプロジェクト・オンライン学習会

「拡大する節水型乾田直播と遺伝子操作稲の懸念〜ラウンドアップ耐性遺伝子組み換え稲とゲノム編集稲」

https://v3.okseed.jp/event/oksp_251217

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