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卸売市場の現場力とは何か

卸売市場とは出荷者と買い手である買参者の会合の場である。
●出荷者は1円でも高く売りたい。
●買参者は1円でも安く買いたい。
この矛盾する間で、いかに「値ごろ感」を見出しジャッジするのが、卸売市場の花形職種せり人の仕事。
卸売市場法ができた昭和40年代は、零細多数の生産者と零細多数の八百屋の間に卸売市場があり圧倒的に強い力が卸売市場にはあった。
この力関係が今では一変している。つまり大型農協と大型量販店の台頭だ。
大型農協>卸売市場<大型量販店という図式に変わった。今や肩で風切るセリ人の姿は見られない。
ところで出荷者の力が強くなり高値要求が続くと、買い手がそっぽを向く。一方、買い手の要求が強くなると今度は出荷者がそっぽを向く。こうした自然の流れのなかで「値ごろ感」が求められている。
しかし卸売市場がモタモタしていると、さらに輸入野菜(冷凍野菜を含む)の増大ショックだ。これらの輸入ものは、ほぼ市場外流通である。こうして市場外の外堀は埋められることになる。
おそらく令和7年の総流通量に占める中央卸売市場のシェアは30%を切っているものと思われる。こうなるともう卸売市場は価格形成力を失うことになる。
参考記事
よしき@九州の山奥で有機農業さんから
政治家は有権者の生活を肌で感じる。公務員はデスクワークだけでなく国民・住民の話を聞きにいく。
大事なのは現場感。
これがないと世の中をよりよくすることは不可能だと思う。
人のことは言えない。
自分も野菜の生産者として消費者と対話を重視している。
決して独りよがりの生産にならないように。



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