
ソーシアルメディアで青果物流通

輸入野菜増大、卸売市場のシェア縮小
いま産地はは農協バンクの資金運用失敗で、さらに金利上昇で青息吐息。一方、産地とともにある卸売市場も市場外流通の拡大で傾眠状態。
中央卸売場関係者は 下の【B】票の国産青果物の卸売市場経由率は70%で「まだ流通の太宗を占めているのだ」と悠長だが、国産青果物だけで流通を判断していたら失敗するだろう。高値に胡坐をかいていると外堀は輸入野菜で埋めつくされてきているのだ。
そこで上の【A】表の中央卸売市場のシェア(C)/(A)31%を直視するべきだ。31%ではもう中央卸売市場は価格形成力を失いつつあることを意味するのではないのか。さらに卸売市場の公共性という錦の御旗を失いつつあるのかも知れない。
さらに今後、取引においてもAI技術の進展で代金決済にもブロックチェーン技術が導入されてくるだろう。代払いシステムも形骸化することになるだろう。
まさに「卸売市場よどこへ行く?」となってきた。

貿易統計(2025年1-12月速報値)が公表されたが、生鮮野菜と冷凍野菜の増加が顕著となった。
全体の野菜輸入動向(2025年1-12月速報値)
野菜全体輸入量:287万4,393トン(前年比107%増)
生鮮野菜と冷凍野菜が特に増加し、過去最高水準を更新する品目も多数。
生鮮野菜の輸入状況
生鮮野菜(生鮮・冷蔵野菜)の輸入は、国産の不作(特にたまねぎ、ばれいしょ、キャベツなど)や価格高騰により、業務用を中心に代替需要が急増しました。
2025年通年輸入量:84万7,648トン(前年比121%増) → 前年比で大幅増、過去に例のない高水準。
主な品目と輸入量(上位)
たまねぎ:30万4,230トン(前年比113%増) → 最大品目、北海道産不作の影響大。
にんじん:10万8,105トン(前年比117%増)
キャベツ:7万5,006トン(前年比332%増) → 爆発的増加。
ねぎ:6万7,405トン(前年比113%増)
かぼちゃ:6万6,157トン(前年比94%)
ばれいしょ:4万8,319トン(前年比135%増)
ごぼう、にんにく、しょうがなども増加傾向。
背景
2025年は国産野菜の天候不順が続き、業務需要(外食・中食・加工用)が輸入にシフト。輸入依存の定着懸念も指摘されています。
主な輸入元
:中国、米国、韓国など(品目により異なる)。
月次でも、例えば2025年10月は前年比3割増、11月は12%増、12月も増加傾向が続きました。
冷凍野菜の輸入状況
冷凍野菜は簡便性(保存・調理が簡単)から家庭用・業務用需要が拡大しており、輸入依存度が極めて高い(国産シェアは5-10%未満)です。
2025年通年輸入量:125万272トン(前年比105%増) → 過去最高を更新(2024年の約121-122万トンからさらに増加)。

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