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玉ねぎ、大逆襲!

 

 

 

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青森合同青果

 

 

 


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玉ねぎ、大逆襲!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青森市中央卸売市場の5月の販売統計がまとまりました。

国が定める指定野菜14品目の平均卸売価格の対平年(直近4か年平均)指数は111%と前月同様に「やや高い」状態が続いています。

低温傾向は解消され大型連休はこの時期らしい陽気に。中旬は曇雨天が続き冷え込んだものの、下旬には気温が上昇するなど周期的に天候は変わりました。

野菜の生育は全体としてはやや停滞していますが、気温の上昇とともに追い付いてくるでしょう。

家計消費は相変わらず好調です。

外食需要の落ち込みをカバーする勢いが続いており、野菜全体の相場は堅調。

ただし、業種による売上増減の格差は甚大で、宿泊飲食業の倒産廃業が出始めました。

今後、青果業界への影響が懸念されます。緊急事態宣言も解除され、外食需要の回復を期待。

14品目中5品目が前月よりもランクアップ、7品目がランクダウン。

詳細は以下の通りです。

-は該当なしを、△▼は前月からのランクの移動を示します。

・平年より極めて高い
(平年比200%以上)
 ばれいしょ△、白菜
・平年よりかなり高い
(150%以上200%未満)
 キャベツ△
・平年より高い
(125%以上150%未満)
 ピーマン▼
・平年よりやや高い
(111%以上125%未満)
 大根、里芋△、レタス△
・平年並み
(90%以上111%未満)
 ほうれん草▼、きゅうり▼、なす▼、トマト▼
・平年よりやや安い
(80%以上90%未満)
 ねぎ▼、にんじん▼
・平年より安い
(67%以上80%未満)
 -
・平年よりかなり安い
(50%以上67%未満)
 玉ねぎ△
・平年より極めて安い
(50%未満)
 -

価格低迷が続いていた玉ねぎですが、佐賀県産の終了に伴い流通在庫が解消され相場を持ち直しています。

今後さらに相場の上伸が見込まれ、道産が出るまで堅調相場が続くものと思われます。

感染症予防の基本は「手洗い」「十分な睡眠」そして「バランスの取れた食事」。

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれる野菜や果物を積極的に食べるようにしましょう。

中央卸売市場では開設者である自治体と事業者が連携し「事業継続計画書」を作成しています。

生鮮食料品の安定供給体制を維持できるよう感染防止と危機管理に努めています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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