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上代から食べられています

 

 

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上代から食べられています

 

 

 

 

 

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桜が散って山菜シーズンも佳境に。

移動競売コーナーには後半戦主力の「わらび」が並び始めました。

水煮の加工品が一年中出回りますが、採れたてのものの風味と食感は格別です。


いにしえから日本人の食卓に並んできた「わらび」は、春の到来の象徴として古典文学に頻繁に登場します。

万葉集の志貴皇子(しきのみこ)の歌は特に有名です。


石(いわ)走る垂水(たるみ)の上の早蕨(さわらび)の萌え出ずる春になりにけるかも

【岩をほとばしり流れる滝のそばのわらびが、早くも芽を出す春になったのだなー!】


一方で深山幽谷で採取されることから、貴人凋落を暗示するものとしても扱われます。

「平家物語」灌頂巻の「大原御幸」で、出家した建礼門院の零落した暮らしぶりを記す一節に登場します。


また「源氏物語」の宇治十帖「早蕨」の巻では、人の世の儚さ=もののあはれを詠んだ歌に歌われています。

日本人の美意識や価値観にも影響を与えた山菜です。

 

 

 

 

 

 

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