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【特集】米国農務省穀物等需給報告(11月9日公表)

農林水産省 

米国農務省は、11月9日(現地時間)、2012/13年度の7回目の世界及び主要国の穀物・大豆に関する需給見通しを発表した。その概要は以下のとおり。

  2012/13年度の穀物全体の生産量は消費量を下回るが、
大豆の生産量は消費量を上回る見込み。



1世界の穀物全体の需給の概要(見込み)

(1)生産量:22億2,675万t(対前年度比3.7%減)

(2)消費量:22億7,262万t(対前年度比1.4%減)

(3)期末在庫量: 4億2,351万t(対前年度比9.8%減)

(4)期末在庫率:18.6%(1.8ポイント減)



《主な品目別の動向》


〈小麦〉

  生産量は、前年度、悪天候による被害を受けた米国の他、インドで増産となるものの乾燥等の影響を受けたロシアをはじめとする旧ソ連諸国、豪州、EUで減産となり、世界全体では前年度を下回る見込み。また、消費量はインド、米国等を除き前年度より減少するものの、世界全体の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は前年度より低下。

(1)生産量

   6億5,143万t(対前年度比6.4%減)

   米国、インド等で増加、ロシア、カザフ、豪州、ウクライナ、
EU、アルゼンチン等で 減少。

(2)消費量

   6億7,514万t(対前年度比3.0%減)

   米国、インド等で増加、EU、ロシア、ウクライナ等で減少。

(3)期末在庫量

   1億7,418万t(対前年度比12.0%減)

(4)期末在庫率

   25.8%(2.6ポイント減)

(5)前月からの主な変更点

   生産量は豪州で乾燥の継続による単収の低下により下方修正。



〈とうもろこし〉


  生産量は、主産国の米国で、コーンベルトの高温乾燥により減産。なお、前月予測からは単収の改善によりわずかに上方修正(271.9→272.4百万トン)。EUも高温乾燥により減産となり、世界全体では前年度を下回る見込み。

  また、消費量は、米国で前年度より減少し、
世界全体でも減少する見込み。

  米国では、生産量の上方修正等から、期末在庫率は5.8%と、
前月予測(5.6%)に比べ0.2ポイント上方修正。

(1)生産量

   8億3,970万t(対前年度比4.6%減)

   中国、アルゼンチン、メキシコで増加、米国、EU、
ブラジル等で減少。

(2)消費量

   8億5,379万t(対前年度比2.5%減)

   中国、ブラジル等で増加、米国、EU等で減少。

(3)期末在庫量

   1億1,799万t(対前年度比10.7%減)

(4)期末在庫率

   13.8%(1.3ポイント減)

(5)前月からの主な変更点

   大きな変更なし。



〈米(精米)〉


  生産量は、中国や東南アジア諸国で増産となるもののインドの減産により、世界全体では前年度を下回り、中国、インド等の消費量の増加から、世界の生産量は消費量を下回り、期末在庫率は低下。

(1)生産量

   4億6,431万t(対前年度比0.1%減)

   中国等で増加、インド等で減少。

(2)消費量

   4億6,787万t(対前年度比2.2%増)

   中国、インド等で増加。

(3)期末在庫量

   1億225万t(対前年度比3.4%減)

(4)期末在庫率

   21.9%(1.2ポイント減)

(5)前月からの主な変更点

   大きな変更なし。



2世界の大豆需給の概要(見込み)


  生産量は、米国はコーンベルトの高温乾燥により減産となるも、生育期後半の降雨による単収の改善により上方修正(77.8→80.9百万トン)。一方、南米は作付面積の増加見込みにより増加し、世界全体では前年度を上回る見込み。米国の期末在庫率は、生産量の上方修正等から4.6%と前月予測(4.4%)より0.2ポイント上方修正。



(1)生産量

   2億6,760万t(対前年度比11.9%増)

   ブラジル、アルゼンチンで増加、米国で減少。

(2)消費量

   2億6,103万t(対前年度比2.0%増)

   中国、アルゼンチン等で増加、米国で減少。

(3)期末在庫量

   6,002万t(対前年度比7.2%増)

(4)期末在庫率

   23.0%(1.1ポイント増)

(5)前月からの主な変更点

   生産量は、米国で単収の改善により上方修正。



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